診 療 案 内
Medical information
口は、呼吸する、食べる、飲む、味わう、話す、笑う、など日常的な動作に必要不可欠な器官であり、これらの機能をきちんと果たすことで、全身の健康維持につながります。
つまり、口が健康であれば、全身の健康維持ができるということです。
当院では、虫歯や歯周病の治療をはじめ矯正歯科治療やインプラント治療にいたるまで、どのような内容であっても全身への影響を考えて治療を行なっています。
患者さまがいつまでも健康で心豊かな生活を送れるよう、歯科の視点から考え、実行することが当院の使命と考えています。
「 3つのコンセプト」three concepts
1.舌貌改善によるスムーズな酸素の取込
口の問題というと、歯並びや噛み合わせばかりが注目されがちですが、舌の筋肉が発達しておらず、食べ物をうまく飲み込めない方や、本来であれば下の歯の内側に収まるはずの舌が、奥に引っ込んでいる方など、じつは舌に問題を抱えている方も多いのです。これが酸素不足を引き起こし、頭痛、首や肩のこり、いびき、女性の冷え症などの原因となります。
当院で行なう矯正歯科治療には、歯並びや噛み合わせの改善だけではなく、より酸素を取り込みやすい舌貌へと改善するという目的があります。スムーズに酸素を取り込むことで血液の循環が促され、病気になりにくい健康な体をつくることができます。
2.正常な噛み合わせ
不正咬合で噛み合わせが悪いと、骨格の歪みや筋肉のねじれなどが生じ、体のバランスが崩れてしまいます。
人間の体は『伸筋』(関節を伸ばす筋肉)と『屈筋』(関節を曲げる筋肉)がバランスを保つことで直立姿勢をとれるようになっていますが、顎周辺の筋肉は両者の連結点となっているため、体のバランスが崩れると顎に直接影響を及ぼし、顎関節症を引き起こしてしまいます。
正常な噛み合わせに改善することで、骨格の歪みや筋肉のねじれなどが解消され、顎関節症の治療へとつながります。また、筋肉と骨格のバランスがとれた健康的な体へと導くことができます。
3.血液のアイチエイジング
舌貌や噛み合わせを改善すると、食べ物をよく噛めるようになり、酸素量が増えて血液の循環が促されるので、血液のアンチエイジングへとつながります。そして何より、生活習慣病の予防にもなるのです。
現在、平均寿命が長くなっているにもかかわらず、歯の寿命がそれに追いつかない方がほとんどです。その原因は歯周病であり、糖尿病などと同じく生活習慣病とされています。
近年、さまざまな研究により、歯周病と全身の健康との関係が明らかになっており、心臓病、肺炎、骨粗しょう症、低体重児出産などとの関連が指摘されています。よく噛んで食べ、生活習慣病をはじめ全身の健康維持に努めることが大切です。
インプラント治療とは、虫歯や歯周病、けがや事故など何らかの理由で歯を失ってしまった場合、顎の骨にインプラントという人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を装着して、歯本来の機能や見た目を取り戻す治療法です。
歯を失ってしまった場合の治療法として、従来は入れ歯やブリッジの装着が選択されていました。
しかし、最近ではそれらに代わる先進的な方法としてインプラント治療を提供する歯科医院が増え、治療を受ける方が増えています。
歯並びが悪く、上下の歯列がきちんと噛み合わない状態を『不正咬合』といいます。
矯正歯科とは、出っ歯、八重歯、すきっ歯などの不正咬合を、美しく整った歯並びへと変える治療です。
症状に合う矯正装置を取りつけ、数ヵ月~数年かけて少しずつ歯を動かすことで、美しい歯並びへと改善することができます。
顎には、何らかの要因によって運動障害が起こることがあります。
そのときに現れるさまざまな症状の総称を『顎関節症』といいます。顎関節症の主な症状には顎関節痛(顎が痛む)、関節雑音(顎を動かすと音が鳴る)、開口障害(口を開けにくい)などがあげられます。
そしてこれらにともない、頭痛、首の痛み、肩こり、腕の痺れ、腰痛、耳鳴りなどの症状が現れることがあります。
虫歯の数や進行状況にもよりますが、重症になるほど完治まで時間がかかり、治療費も高額になってしまいます。
そのような状態を避けるために有効なのが、虫歯予防です。
より確実な虫歯予防のためには、歯科医院を利用することをおすすめします。歯科医師や歯科衛生士にお口の中の状態を見てもらい、正しい歯磨きの指導を受けましょう。 また、クリーニングしてもらうことでさらに予防効果を上げることができます。
あなたの天然歯ほど大切なものはありません。
最近ではお口の治療もかなり進歩しインプラント治療もかなり進歩しましたが、それでもやはり あなたの、自然の歯が一番大切なことには変わりません。
天然歯を残すための治療として、歯の移植や再植も行なっております。
歯周病は虫歯と異なり痛みが出ないことが多いため、自覚症状がないまま進行していきます。
やがて歯肉からの出血などが起こりはじめ、最悪の場合歯が抜け落ちてしまうほどの重症になることがあります。
歯は、生活習慣や加齢などによって、徐々に黄ばんだり黒ずんだりして着色が見られるようになります。
『ホワイトニング』とは、ホワイトニング剤を使用し、このような着色汚れを除去し、歯に白さを取り戻す治療法です。
『セラミック治療』とは、虫歯などの治療で削った歯を、セラミック(陶材)で補う補綴治療です。